【AWS re:Invent】AWSがフィジカル空間で使えるサービスを強化。AWS RoboMaker, AWS IoT SiteWise, 他|横浜市|コンサルティング

AWS

Amazonは米国ラスベガスで開催中のAWS(Amazon Web Services)年次イベント『re:Invent』で、ロボット、IoT(Internet of Things)、Edgeを中心に新しいサービスを発表しました。

AWS RoboMaker

AWS RoboMakerはオープンソースのロボットミドルウェアROS(Robot Operating System)と機械学習、モニタリング、解析などAWSサービスを統合し、ロボット開発における開発・シミュレート・テスト・デプロイといった一連の開発フェーズをサポートするクラウドサービスです。これにより、開発者がこれまでよりはるかに簡単にロボットを構築し、様々な環境(ホームワークショップ、工場フロア、教室、レストラン、ホテル、または別の惑星)で性能をシミュレートできるようになるようです。

IoTおよびEdge

また、AWSはEdgeデバイスからのデータ取り込みと豊富なIoTアプリケーションを構築することを可能にする4つのサービスも発表しました。

  • AWS IoT Things Graph
  • AWS IoT Greengrass Connector
  • AWS IoT SiteWise
  • AWS IoT Events

AWS IoT Things Graph
様々なデバイスやクラウドサービスを接続したIoTアプリケーションをコード書かずドラッグ&ドロップの視覚的なUIで構築ができます。

AWS IoT Greengrass Connector
デバイスプロトコルの理解、認証情報の管理、外部 API との対話について心配することなく、AWS IoT Greengrass で複雑なワークフローを簡単に構築できるようになりました。

AWS IoT SiteWise
産業用ゲートウェイ機器からIoTデータをクラウドで収集分析が可能なマネージドサービス。

AWS IoT Events
AWS クラウド上で管理された複雑なイベント検出し応答ができるサービス。

終わりに

これまでAWSはクラウドサービスのトップランナーとして、様々なサービスを発表し、AWSのサービスを活用することでNetflixをはじめ多くのネット企業が誕生しました。今回、フィジカル空間で利用できるサービスが発表されたことで、AWSを活用する新しい製造業やフィールドサポート、物流プレーヤーなどが今後誕生してくるのかも知れません。

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