2018年第3四半期、クラウドインフラ市場でAWSのシェアは34%強と首位揺るがず Microsoft、IBM、Googleが続く。Synergy Research Group|横浜市|コンサルティング

AWS

米調査会社のSynergy Research Groupが発表した “The Leading Cloud Providers Increase Their Market Share Again in the Third Quarter” によれば、クラウドインフラ市場への支出は、2017年第3四半期から45%増加しました。

Microsoft, Google, Alibabaがシェアを伸ばす

プレイヤー別ではマイクロソフト, グーグル, アリババ(中国)の収入の伸びが市場平均を大幅に上回ったことにより、3社とも市場シェアを伸ばしました。一方でアマゾンの首位は揺るがず、昨年度から市場シェアを1%伸ばし34%強となっています。

また、首位アマゾンの市場シェアは30%を大きく超えており、2位のマイクロソフトから5位のアリババまでの4社の市場シェアを合計したものよりも大きい事がわかります。

中規模プロバイダーの今後は?

Next 10(Fujitsu, NTT, Oracle, Rackspace, Tencent, Salesforce, etc)と呼ばれる第6位以下のクラウドプロバイダーや、それ以下のプレイヤーは市場シェアを落としているようです。Top5以外のほとんどのクラウドプロバイダーは、今後、特定のマーケットや地域に集中することを余儀なくされるといった予測がされています。

おわりに

個人的には、先日グーグルのクラウド事業責任者に就任することが発表された元オラクル製品開発担当プレジデントのトーマス・クリアン氏がどのような活躍をされるのか、注目したいと思います。

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