2019年 最新テクノロジーの現在地|横浜市|コンサルティング

 

“ 未来は既にここにある。ただ均等に行き渡っていないだけだ。 “

 - SF作家 ウィリアム・ギブスン –

 

 

 冒頭の動画はマイクロソフト社が開発中のHoloLens2を使ったデモンストレーションです。自分の分身(アバター)を現実空間に出現させ、自分の代わりにスピーチをさせる。しかも自分が話せない言語を分身に話させる。そんな未来が、既に可能になりつつあるのです。

 2019年に入り、HoloLens2、Oculus Quest と理想的なVR/ARデバイスが発表・市場投入されています。VRヘッドセットの性能進化は著しく、2019年の最新製品を体験すれば、ポストスマホの時代が目の前にきていると確信できるでしょう。

 

既に、先進的な企業ではVR/AR技術の導入が進んでいます

フランス・パリに本拠地を置き世界40ヶ国で事業を展開するコンサルタント企業Capgemini社の調査レポートによれば、AR/VR技術の導入企業の82%が期待以上の成果を得たと回答しています。今後3年以内に約46%の企業が、AR/VRが自社の主流になると考えていると報告されています。

 

例えば、米国ウォールマート社は17,000台のOculus Goを導入し、従業員教育に利用しています。ウォールマートではVRを利用し、従業員に顧客とのやりとりを疑似体験させています。VRにより写真や文章では得られないリアルな体験を得る事ができます。米国ではブラックフライデーなど、顧客が殺到し対処を謝れば危険な状況になりうるイベントが存在します。ミスをしても安全な状況下で、危険なシーンに対する適切な対処法を学ぶことができるというのは、VR技術の大きな利点といえるでしょう。

 

独ポルシェの米国ディーラーでは、Tech Live LookとよばれるAR技術を導入し、整備時間を最大40%短縮しています。

ARグラスを整備士が装着し、遠隔地にいるポルシェ社の専門技術者からリアルタイムに適切な指示を受けることで、従来に比べて整備時間を最大40%短縮することに成功しています。

 

 同様の事例は増えており、ビジネス向けでは製造・メンテナンス領域でのAR技術の導入がVR技術よりも先行すると予測されています。

 

合同会社AllNewでは、AR/VR技術などの最先端技術の導入をご支援しています。

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